悩みタイトル

股関節が硬くなりやすい。
→変形性股関節症は文字通り関節の変形からなる症状なので、周りの筋肉が硬くなりやすく、動かしづらくなります。

動かすと痛みが出る。
→変形が起こっている関節が、近くの神経を圧迫して痛みを起こす可能性があります。

パキパキと音がなる。
→変形が起こっているため、股関節を動かす時に音がなりやすい人が多いです。

歩いていると違和感がある。
→関節の変形によって、どうしても股関節のだるさや疲れやすいなどの症状が出やすくなります。

股関節を怪我しやすい。
→無理な運動や動作をすると関節に炎症を起こしやすく、怪我に繋がりやすくなります。

変形性股関節症に対する当院の考え

変形性股関節症において、関節の変形を完全に治すことは非常に難しいと考えています。
しかし、関節の変形が起こってしまった場合でも、周囲のこわばった筋肉を柔軟にすることは可能です。これにより、日常生活に支障をきたさない程度の回復を目指すことができます。

変形性股関節症は一度発症するとなかなか治癒しない症状とされていますが、多くの患者さんが手術を避けたいと考えています。
そのため当院では、保存療法といった痛みを軽減させる事のできる施術が必要になってくると考えます。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症を放置すると、まず関節の変形が進行し、その周囲の筋肉や神経に影響を及ぼす可能性が考えられます。
この状態では、元々進行する一方の症状が、さらに神経に圧迫を引き起こすことで足に痺れが生じたり、動かしにくくなることがあります。
症状が進行すると、歩行にも支障をきたす可能性があるため、注意が必要です。

さらに、変形性股関節症の進行に伴い、周囲の筋肉にも影響が及びやすくなります。
筋肉には神経や血管が通っており、変形によって無駄な圧迫が生じたり、血流が不足したり、筋肉が硬化してしまったりすることが考えられます。
これによって足が浮腫んだり、不快な症状が増強されたりする可能性があります。

変形性股関節症の軽減方法

変形性股関節症の改善という言葉は誤解を招く可能性があるかもしれません。
実際、変形してしまった関節を完全に元に戻すのは手術が必要になります。
そのため、整骨院などでは関節の変形を完全に修復するのは難しいと認識しています。

しかし、痛みの軽減は可能だと考えています。

通常、痛みが生じる原因は、関節の圧迫、神経の圧迫、筋肉の圧迫による筋肉の硬化です。こうした原因が痛みを引き起こしているとされています。
したがって、これらの原因を取り除くことにより、関節の変形を元に戻すことは難しくても、痛みの軽減は期待できる可能性があります。

このような症状軽減には通院や施術の時間がかかりますが、確実に痛みを軽減できる可能性があると考えています。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

変形性股関節症の痛みに対する当院の施術として、「骨盤はがし」が非常に効果的であると考えています。

この施術によって、骨盤周りや股関節周辺の筋肉にもアプローチできるため、筋肉に過剰な負荷がかかっている場合でも軽減が期待できます。

さらに、骨盤はがしには股関節や周囲の筋肉に対するストレッチも含まれており、緊張していた筋肉をほぐし、柔軟性を高める効果があります。

もちろん、姿勢の矯正も軽減に効果的ですが、股関節へのアプローチ回数がやや限られると感じることがあります。
それに対して骨盤はがしは、股関節へのアプローチをより多く行うことができるため、変形性股関節症に対して効果が期待できる方法と言えます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

骨盤の施術を受けることで、まずは身体の動きが向上します。
その理由は、骨盤と股関節には多くの筋肉が複雑に連結しており、これらの筋肉を効果的にストレッチし、筋膜リリースを行うことによって、動きの制約を軽減できるからです。

この施術により、血行が改善されると同時に、筋肉の柔軟性も向上します。
筋肉が柔軟になることで、日常の動作がよりスムーズに行えるようになります。
これによって、不快な症状の軽減が期待されます。

さらに、筋肉の柔軟性が高まることで、通常よりも自然な動きが可能になります。
特に股関節や足周りの可動域に大きな変化をもたらす効果が期待できます。

当院では、患者様一人一人の状態に合わせた丁寧な施術を提供してお身体の不調を軽減するサポートをいたします。ご興味がございましたら、お気軽にご相談ください。

軽減するために必要な施術頻度は?

変形性股関節症の痛みを軽減するためには、多くの施術と長期間の取り組みが必要です。

痛みをできるだけ早く軽減したい方は、日々のお仕事や用事を考慮して、少なくとも週に2回以上の施術をおすすめしています。
このペースで通院いただくことで、より早い痛みの軽減が期待できます。

また、施術の期間についてですが、最低ラインとしては6ヶ月を目安に考えておりますが、症状の進行具合によっては1年を超える方もいらっしゃいます。

個々の患者様の状態により異なるため、十分なカウンセリングとお身体の状態を詳細に見させていただき、最適なプランをご提案させていただきます。