悩みタイトル

(冷え性)
人間の身体は心臓などがある身体の中心を守ろうとする習性があります。そのため、血流が悪くなると最初に身体の中心から温めようとし、末端に対して血流を運ばなくなるため、冷え性が引き起こされます。

(肩こり)
筋肉は温度が低くなることでそれ以上体温を下げないように筋収縮を行うため、固くなる性質があります。そのため、身体の血流が悪くなることで肩こりが引き起こされます。

(眼精疲労)
目の周りにも瞼を動かすなど筋肉があります。例えばパソコンなど長時間目の筋肉を使うことで交感神経が優位となり、なかなか緊張状態が開放されなくなり、血液の流れが滞り眼精疲労が起こります。

(全身のむくみ)
血行不良になると身体の余分な水分が排泄されなくなり、血管を圧迫しむくみに繋がります。

(肌トラブル)
血行不良になると肌の再生に必要な栄養素が肌に届けられなくなります。

血流改善に対する当院の考え

血流の悪化は様々な症状を引き起こす可能性があり、睡眠不足などの要因によっても誘発されることがあります。また、血流不測の人は夢を多く見るという特徴もあります。

血流を改善するためには、食事、睡眠、そして規則的な生活習慣が重要ですが、何よりも運動が欠かせません。
運動を行うことで、心臓から送り出された血液が足の筋肉や呼吸ポンプ作用によって心臓に戻る循環が促進されるようになり、結果として血流が向上します。

血流の改善は体のバランスを整える上で非常に重要な要素であることは間違いありません。つまり、血流の悪さをそのままにすることは、将来の悪影響に繋がります。

血流改善を放っておくとどうなるのか

血流の悪い状態を放っておくと、肩こりや冷え性が引き起こされ、それが慢性的な頭痛や肥満などの症状に繋がることがあります。
また、全身の筋肉が硬くなることにより自律神経の不調が発生する可能性もあるほか、日常生活においてやる気を喪失したり、気性が荒くなることも報告されています。

さらに、糖尿病などの疾患を抱えている患者様が血行不良を放置することは、最悪の場合、足の切断などの深刻な症例もあります。

近年ではデスクワークが主流となっており、血流が悪くなる人がますますなのが現状です。そのため、血行を改善するための対策は、健康の維持にとって非常に重要です。

血流改善の方法

血流を改善し健康な生活を維持するために、以下のポイントに注意することが大切です。

・こまめな水分補給を心掛けましょう。
また、職場ではスニーカーやサンダルなどに履き替えて足元を快適な状態に保つことがおすすめです。

・日常生活でできるだけ運動を取り入れましょう。階段の利用など、身体を動かす習慣を身につけることが重要です。

・定期的にストレッチを行い、筋肉をリラックスさせましょう。長時間同じ姿勢をとることからくる体のこりを緩和できます。

・眠る際には足を高くして寝ることで、むくみを軽減し血流の改善が期待できます。

・入浴の習慣を取り入れましょう。40度以上の熱いお湯ではなく、ぬるま湯に長時間ゆっくり入浴することが効果を期待できます。

・食事にも注意を払いましょう。身体の酸化を防ぐためにトマトやナスなどの緑黄色野菜を積極的に摂取しましょう。

・長時間同じ姿勢を取らないようにし、適宜休憩を取ることが大切です。

・禁煙を心がけましょう。喫煙は血流を悪化させる要因の一つです。

・ストレスを溜め込まないよう、ストレス解消の方法を見つけましょう。

・冷房に長時間当たりすぎないように気をつけ、適切な温度で過ごしましょう。

血流改善に効果的な当院の施術メニューは?

当院で提供しているメニューの中で血流改善に特に効果が期待できるものは2つあります。

【全身矯正】
まず、全身矯正が大切です。
血液細胞は骨髄で生成され、骨髄内には造血幹細胞が存在します。正常な血液生成には骨が歪むことなく適切な位置にあることが必要です。骨が歪んだりずれたりすることで、血流が適切に供給されず、血行不良が生じる可能性があります。
骨のバランスを正常に戻すことで、血液生成に必要な状態を維持できます。

【足の極み】
もうひとつのメニューは「足の極み」と呼ばれる施術です。
人間の血液は、心臓のポンプ作用とふくらはぎの筋肉のポンプ作用によって全身に送られます。しかし、ふくらはぎの筋肉が硬くなることで血液が心臓に戻りにくくなり、結果的に血行不良が発生することがあります。
足の極み施術では、オイルを使用してふくらはぎを流すことにより筋肉を柔軟に保ち、正常な血液循環をサポートします。

その施術を受けるとどう楽になるのか

「全身矯正」によって歪んでいた骨が元に戻り、筋肉のねじれも取りやすくなります。
骨が正常な位置に戻ることで血液が適切に生成されるようになり、身体内の血流がスムーズに循環し身体が温かくなります。
また、背骨が正しく整列することで自律神経も正常に機能しやすくなります。

さらに「足の極み」施術を受けることで、ふくらはぎや足のアーチが正確に整い、日常生活動作の負担が軽減します。ふくらはぎの筋肉のポンプ機能も正常に働くようになって血行が促進され、冷えやむくみを防ぐことに繋がります。

血流改善するために必要な施術頻度は?

個々の状態により異なりますが、すでに静脈瘤などがふくらはぎに出てきている患者様は「1週間に1回のペース」とかではなく、最低3ヶ月の期間を設けていただき、理想としては週に2回以上は施術を受けて頂くことを推奨しています。

筋肉にも細胞があり、細胞が新しいものに切り替わる周期というのが決まっていて、3ヶ月周期で古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わります。
そのため、筋肉の状態を質の高いものに変えるには、最低でも3ヶ月以上の時間が必要となります。