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こんなお悩みはありませんか?

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肉離れになった際のお悩みとして挙げられるのは、

まず、痛みが出ることによって可動域に制限がかかり、日常生活が困難になることが多い点です。
他にも、肉離れは内出血を引き起こす場合があり、内出血が起こると患部が腫れて炎症が生じることがあります。
普段から運動をしている方は、施術後にパフォーマンスが落ちる傾向があるとされています。

また、筋肉を伸ばそうとすると痛みが出やすくなったり、痛みによって眠れないというお悩みも例として挙げられます。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れには主に3つの損傷度合いがあります。

まず1つ目は軽度(歩ける程度)の場合です。筋肉に断裂といった大きな損傷はなく、引き伸ばされた程度の軽い損傷です。そのため、歩くことは可能であり、損傷している筋肉を押すと痛みがある程度です。

2つ目は中等度の場合です。筋肉に部分断裂が生じ、目視で確認できる程度の皮下出血がみられる状態です。また、炎症反応が強く出ており、自力で歩行は可能ですが、歩行スピードが遅くなり、患部をかばいながらの歩行となります。

3つ目は重度の場合です。筋肉に重度の断裂が生じ、目視でも筋肉の凹みを確認できる状態です。痛みが強いため自力歩行は困難となり、場合によっては手術が検討されることもあります。

症状の現れ方は?

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肉離れの症状は、主にスポーツなどで強い力がかかることが原因で、筋肉が部分的に断裂することを指します。

肉離れは、筋肉が伸ばされた状態で縮縮しようとすることで発生することがあり、急に走り出す、突然停まる、ジャンプして着地するなどの動作で起こりやすいです。

ふくらはぎや大腿などの下半身の筋肉に発生することが多く、肉離れが起こると断裂部位に痛みが生じるため、普通に歩くことが難しくなります。また、断裂部位に触れると、へこみを感じることもあります。

肉離れによる腫れが大きい場合、血行が悪くなることで患部が痒れる「コンパートメント症候群」が見られることがあります。重度のコンパートメント症候群では、筋肉の壊死を引き起こすことがあります。

その他の原因は?

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肉離れになる原因として挙げられるのは、先程も記述したようにスポーツをしている時に発症することがほとんどですが、他の要因で発症することもあります。

ウォーミングアップ不足、気温の低下、筋疲労が満ちている、元々の柔軟性がないというこれらの要因で柔軟性が低下して発症することがあります。

他にも、筋力や筋持久力の低下により、急に重いものを持ち上げたり、普段あまり運動していない方が急に運動をしたり、慣れない動きを急にしたりすることで発症します。

それ以外にも、睡眠不足やストレスで筋肉の疲労回復ができていない場合や、ミネラル不足も原因の一つとして挙げられます。

肉離れを放置するとどうなる?

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肉離れを放置すると、損傷を起こした筋線維から出血した血液組織が筋組織内で固まり、血腫というものを形成します。これが一般的に「しこり」として感じられるものです。この血腫(しこり)が筋組織内に残ったまま日常生活や競技に復帰してしまうと、再発のリスクが高まります。

また、周りの筋肉に左右差が生じてしまうため、他の筋肉にかかる負担が大きくなり、結果的に他の筋肉にも肉離れが起こる可能性があります。そのため、強度の高いスポーツを行う際に施術を受けないことや、途中で施術をやめてしまうことは大変危険です。だからこそ、放置せずに早めに施術を受けることが大切です。

当院の施術方法について

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当院の肉離れに対する施術方法はいくつかありますが、炎症が鎮まるまでは、まずアイシングを行い、炎症を抑えるアプローチをしていきます。その後、炎症が治まった段階で指圧を用いて筋肉にアプローチをし、患部やその周辺の筋肉を緩めていきます。

さらに、ストレッチを取り入れることで柔軟性を高める施術を行うのが、当院の基本的な施術の流れです。

症状の軽減が進んできた場合には、日常生活や競技への復帰に向けてリハビリを行います。リハビリは軽いトレーニングから始め、徐々に強度を高めて進めていきます。

改善していく上でのポイント

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症状の軽減を目指す上で大切なのは、まず絶対に安静にしておくことです。安静にしないと筋肉を使い続けてしまい、炎症がなかなか鎮まらなくなります。そのため、最も重要なのは安静を保つことです。

安静を保ち、少しずつ症状が緩和してくると炎症も治まりますので、そこから段階的に施術やリハビリを進めていくことが適切です。そうして徐々に症状の軽減を図ることで、早期復帰へと繋がります。

ただし、若干の違和感があっても日常生活に支障がないと感じて通常通りの生活を送るのは危険です。完治していない状態では再発のリスクが高まるため、症状が完全に治まるまで無理をしないようにしてください。